使わなくなったスマホはどうする…?処分方法・活用法を解説

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スマートフォンが生活に欠かせない現代、新しいモデルに買い換えたり、仕事やプライベートで二台持ちしていたりすると、使わなくなったスマホが家に眠っていることがよくあります。

そんなスマホ、ただ放置していても埃をかぶるだけですし、何の価値も生まれません。

使わなくなったスマホはどうするのがいいのでしょうか?

この記事では、使わなくなったスマホの処分方法や再活用法をご紹介します。

アイデア次第で眠っているスマホも第二の生命を得るかもしれませんよ!

使わなくなったスマホの処分方法

使わなくなったスマホの処分方法としては主に以下の3つがあります。

・廃棄・リサイクルする

・売却する

廃棄・リサイクルする

使わなくなったスマホを廃棄する場合、適切な方法が必要です。

地域によってゴミ回収のルールは異なりますが、スマホを一般的な家庭ゴミとして捨てることは適切ではありません。

スマホを廃棄する場合には以下の2つの方法が適切といえます。

・電子製品の回収ボックスへ投函する

・携帯電話会社や電器店に引き渡す

電子製品の回収ボックスへ投函する

多くの都市や町では、電子製品をリサイクルするための専用の施設や回収ボックスが設置されています。

そのような場所であれば、スマホを適切に処理し、可能な限り部品を再利用することが保証されています。

【電子製品の回収ボックスがある場所】

  1. 電器店:大手電器チェーン店の多くは、古い電子製品をリサイクルするための回収ボックスを設置しています。店舗によりますが、スマートフォンやタブレット、小型家電などを受け取ることがあります。

  2. 市町村のリサイクルセンター:多くの市町村では、住民が使用しなくなった電子製品を回収してリサイクルするための施設を運営しています。

  3. 特定の製品メーカーの店舗やサービスセンター:製品メーカー自身がリサイクルプログラムを運営している場合もあります。その場合、製品を直接店舗やサービスセンターに持ち込むことが可能です。

携帯電話会社や電器店に引き渡す

ほとんどの携帯電話会社や電器店では、古いスマホの回収サービスを実施しています。

これらの企業は、スマホを適切に処理し、有害な廃棄物を適切に管理しますので、使わなくなったスマホを引き渡して処分してもらうのも一つの手段です。

売却する

使わなくなったスマホを売却するという選択肢もあります。

スマホは比較的高価な電子機器であり、まだ動作する状態であれば、一定の価値を持つ可能性があります。

以下にスマホを売却する方法をいくつか紹介します。

リサイクルショップに持ち込む

使わなくなったスマホを売却する方法として、リサイクルショップを利用する手段があります。

これは、手軽に現金化できる利点があります。

まず最初に、リサイクルショップを探し、そのショップがスマホの買取を行っているか確認します。

一部の店舗では、特定のブランドやモデルのみ買取を行っている場合もあるため、事前に調べておくとスムーズです。

スマホとその付属品を持ってリサイクルショップに向かい、そこでスタッフによる査定が行われ、スマホの状態や市場価値に基づいた価格が提示されます。

提示された価格に納得できた場合、その場で売却を行い、現金を手に入れることができます。

リサイクルショップでの売却は手続きが簡単で、すぐに現金を得ることができるため、使わなくなったスマホをすぐに現金化したい方におすすめの方法です。

宅配買取業者に依頼する

使わなくなったスマホを売却する方法として、宅配買取業者に依頼する手段も非常に便利です。

宅配買取は、自宅から一歩も出ることなくスマホを売却できる手軽さが特徴です。

まずは、買取を行う業者をネットで探します。

業者により、取扱いのあるブランドやモデル、そして買取価格が異なるので、いくつかの業者を比較検討して最適なものを選びます。

選んだ業者のウェブサイトで買取申し込みをして、指定された住所にスマホを送りましょう。

業者はスマホを受け取ったら査定を行い、その結果をメールや電話で連絡してきます。

査定価格に納得できれば、指定の銀行口座に買取金額が振り込まれます。

この方法は、自宅から出ずに全ての手続きを済ませられます。

フリマアプリで売る

使わなくなったスマホを売却する方法の一つとして、フリマアプリを利用するという選択肢があります。

フリマアプリは個人同士が商品を売買できるプラットフォームで、自身で設定した価格でスマホを売ることが可能です。

まずは、どのフリマアプリを使うかを決めます。

メルカリやラクマなど、手数料や利便性、取引の安全性などを考慮して選ぶと良いでしょう。

アプリをダウンロードし、アカウントを作成したら商品を出品します。

スマホの詳細情報や状態を正確に記載し、できるだけ鮮明で見やすい写真を複数枚アップすることが、商品を売りやすくするポイントです。

出品後は購入希望者からのメッセージを待ち、価格交渉や商品の詳細についての問い合わせに対応します。

購入者が見つかったら、商品を梱包して指定の方法で発送します。

取引が完了し、購入者からの評価が付いたら販売代金が自分のアカウントに入り、それを指定の銀行口座に出金できます。

フリマアプリでの売却は、自身で価格を設定できるため理想的な金額を得られる可能性があります。

ただし、商品写真の撮影や出品情報の作成、発送など一連の作業は自分で行う必要があるため、その手間を考慮する必要があります。

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使わなくなったスマホを廃棄・売却する際の注意点

使わなくなったスマホを廃棄または売却する際には、以下の点に注意する必要があります。

  1. データの完全削除:スマホには個人情報が含まれるため、売却や廃棄前には必ず全てのデータを削除し、工場出荷時の状態にリセットしてください。一部のデータはシンプルな削除では完全に消去できない可能性があります。そのため、専門のソフトウェアを使用してデータを完全に消去することを検討してみてください。

  2. SIMカード・メモリーカードの取り外し:SIMカードやメモリーカードはスマホから取り外す必要があります。これらには個人情報が保存されている可能性があります。

  3. 買取価格の確認:スマホを売却する場合、複数の業者の見積もりを比較することで、適切な価格を得ることができます。また、買取業者がスマホの状態(特に画面の傷やバッテリーの性能など)をどう評価するかを理解することも重要です。

  4. 契約内容の確認:買取業者との契約時には、内容をよく確認しましょう。後で問題が発生しないよう、取引の全ての詳細(買取価格、支払い方法、期日など)を理解しておくことが重要です。

使わなくなったスマホの活用法

使わなくなったスマホを廃棄・売却するのではなく、別の用途で活用するという方法もあります。以下にいくつかを挙げてみましょう。

予備機として

使わなくなったスマホを予備機として活用することも一つの方法です。

主に使っているスマホが故障したり、紛失したりした際に、すぐに使える予備機として役立つでしょう。

また、新しいOSのアップデート前や新しいアプリの試用時には、メインのスマホをリスクから守るためにも予備機として活用することができます。

メディアプレーヤーとして

使わなくなったスマホをメディアプレーヤーとして活用することも可能です。

音楽や動画を保存して、スマートスピーカーやヘッドフォンと組み合わせて使用できます。

また、YouTubeやNetflixなどのストリーミングサービスを利用するのにも適しています。

モバイルデータや通話機能が必要ないため、Wi-Fi環境があれば手軽に使うことができます。

専用ゲーム機として

専用ゲーム機として利用することも一つの手段です。

様々なゲームアプリが提供されており、その中には高品質なグラフィックスや深いストーリー展開を楽しめるものも多くあります。

また、クラウドゲームサービスを利用すれば、本来は高性能なハードウェアを必要とするゲームもプレイできます。

ただし、バッテリーの消耗や本体の発熱、ストレージの容量には注意が必要です。Wi-Fi環境があればデータ通信料を気にせずプレイできます。

子供の教育ツールとして

子供の教育ツールとして非常に有用なアイテムになり得ます。

例えば、さまざまな教育アプリをインストールすることで、算数、国語、英語、プログラミングなど様々な分野の学習を手軽に楽しむことができます。

また、子供専用の安全なブラウザを設定すれば、インターネットでの情報検索や動画視聴も安心して行えます。

ただし、画面の前に長時間いることの健康リスクや、ネットリテラシーの教育も大切ですので、親としては利用時間の管理や適切な指導が必要です。

リモコンとして

スマホをリモコンとして活用することも可能です。

例えば、スマートTVやスマートホームデバイス(照明、エアコンなど)を制御することができます。

また、Wi-Fiを経由してPCを操作するリモートデスクトップアプリをインストールすれば、スマホからPCを遠隔操作することも可能です。

さらに、一部のオーディオ機器やカメラなどは、専用のアプリを使ってスマホから操作することができます。

ただし、利用できる範囲はあなたの持っているスマートデバイスやスマホの機能によります。

セキュリティカメラとして

使わなくなったスマホをセキュリティカメラとして活用することも可能です。

特定のアプリをインストールすることで、スマホをホームセキュリティカメラに変えることができます。

これにより、自宅のセキュリティを強化したり、ペットの様子をチェックしたりすることが可能になります。

ただし、スマホをセキュリティカメラとして使用する場合は、電源供給を続けるために常に充電する必要がある点や、インターネット接続が必須である点などを考慮する必要があります。

また、プライバシーやセキュリティについてもしっかりと配慮することが大切です。

使わなくなったスマホの処分方法・活用法をチェック

使わなくなったスマホはそのままにしておくのではなく、適切に処分したり新たな活用法を見つけたりすることが重要です。

処分方法としては、適切なリサイクルプログラムを通じて廃棄するか、買取サービスに売却することがあります。

ただし、いずれの場合もデータを完全に削除し、プライバシーを保護する必要があります。

また、使わなくなったスマホにはまだ様々な活用方法があります。

予備機として保管したり、メディアプレーヤー、専用ゲーム機、子供の教育ツール、スマートホームのリモートコントロール、セキュリティカメラとして利用するなど、その可能性は広範にわたります。

これらの活用方法を通じて、スマホのライフサイクルを延ばし、環境負荷を軽減することが可能です。