ジャンク品ってなぜ売れるの…?買う人の意外な理由や使い道とは?

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ジャンク品とは、一見すると価値がないようにも思えますが、実は買う人がいるものです。

なぜジャンク品が売れるのか、そして誰がそれらを買っているのか疑問に思う人も多いでしょう。

本記事では、ジャンク品がなぜ売れるのかその理由や背景を解説し、ジャンク品を買う人たちの特徴や使い道などを紹介します。

これを読むことで、ジャンク品がなぜ売れるのか疑問を解消できるでしょう。

ジャンク品って何?

ジャンク品とは、一般的には故障や劣化、使用感があるために正常な価値が見いだされにくいアイテムや商品のことを指します。

電子商品、機械などで動作確認できない、動作しない、不具合等があるといったものがジャンク品にあたります。

例えば、動作しないプリンター、画面の割れたiPhoneなどのスマートフォン、動作確認のできないパソコンやゲーム機、動かない車、バイクなどです。

一見するとゴミとして扱われてもおかしくないジャンク品が意外と売れることはご存じの人も多いでしょう。

売れるということは需要があるということです。ではなぜジャンク品が売れるのでしょうか。次にジャンク品を買う人の理由や使い道をみていきます。

ジャンク品はなぜ売れるの?

ジャンク品がなぜ売れるのか、その理由は以下の通りです。

・修理して再利用する人がいるから

・分解してパーツを利用する人がいるから

・コレクション目的で買う人がいるから

・ジャンク品じゃない場合もあるから

理由や買う人の特徴、使い道などを詳しくみていきます。

修理して再利用する人がいるから

ジャンク品が売れる理由のひとつとして、修理やリノベーションを行うことで再利用が可能になる点が挙げられます。故障した電子機器や家具など、手間や技術を使って修理することで、機能が回復し、新たな価値が見出されます。

例えば、iPhoneなどのスマートフォンで画面が割れているジャンク品などは画面を変えるだけで問題なく使えることもあります。

修理のスキルを持つ人や修理を趣味としている人にとって、ジャンク品は経済的で魅力的な選択肢となることがあります。

ジャンク品を買って正常な中古品の状態に戻して売るというビジネスをしている人もいるでしょう。

このように、ジャンク品を修理できる人にとっては、低価格で購入できるため魅力的であり、ジャンク品が市場で売れる理由のひとつとなっています。

分解してパーツを利用する人がいるから

ジャンク品が売れるもうひとつの理由として、分解してパーツを利用する人がいることが挙げられます。これらの人々は、ジャンク品を購入し、個々のパーツを取り出して、別のアイテムの修理やカスタマイズに使用します。

例えば、故障した家電製品やパソコン、プリンターなどから、モーターや基板、ネジやケーブルなどの部品が取り外され、他の製品の修理に役立てられることがあります。また、自動車やバイクのジャンク品からは、エンジンやシート、照明などの部品が取り出され、カスタマイズや修理に使われます。

このように、ジャンク品からパーツを取り出して再利用することは、新品の部品を購入するよりもコストを抑えることができるだけでなく、環境負荷を軽減することにもつながります。このため、ジャンク品が市場で売れる理由のひとつとして、分解してパーツを別の使い道で再利用する人がいることが挙げられます。

コレクション目的で買う人がいるから

コレクション目的で買う人がいることもジャンク品が売れる理由の一つとしてあげられます。コレクターや趣味の人々が、状態や機能性よりもアイテム自体の価値や歴史性を重視し、ジャンク品を購入することがあります。

例えば、古いカメラや時計、家具など、珍しいデザインやブランドのものが人気です。また、アンティークやヴィンテージのアイテムは、経年変化による風合いやデザインが評価され、ジャンク品であっても高値で取引されることがあります。

コレクターにとっては、ジャンク品の状態や機能よりも、そのアイテムが持つ歴史的価値や希少性が重要であるため、ジャンク品が市場で需要があるとされます。このように、コレクション目的で買う人がいることも、ジャンク品が売れる理由のひとつとなっています。

ジャンク品じゃない場合もあるから

ジャンク品として売られている商品の中には、実際にはジャンク品ではない場合もあります。これは、販売者が商品の状態や機能を正確に把握していない、または商品の詳細を十分に調べずにジャンク品として扱っていることが原因で起こります。

例えば、故障していると思われる家電製品が、実は単純な設定ミスや部品交換で動作するようになる場合があります。

また、一見古くて使い物にならないように見える家具や衣類が、実は希少価値があるものであったり、クリーニングや修理で再び使用可能になることがあります。

また電源ケーブルがなくて動作確認ができていないパソコンやゲーム機など、電源ケーブルさえあれば問題なく使えるというケースもあるのです。

このような理由から、ジャンク品として売られている商品を研究し、価値や修理の可能性を見つけ出すことができる人々は、ジャンク品を購入することで、格安で良質な商品を手に入れることができます。これも、ジャンク品が市場で売れる理由のひとつとなっています。

高く売れるジャンク品の例

高く売れるジャンク品の例として「iPhone」「パソコン」「プリンター」「楽器」「ゲーム」が挙げられます。それぞれの理由を詳しく説明します。

  1. iPhone:アップル製品はブランド価値が高く、修理やパーツ取りとしても価値があるため、壊れた状態でも一定の価格で売れます。

  2. パソコン:パソコンの部品は単体でも価値があり、特に高性能なグラフィックカードなどは壊れていても需要があります。

  3. プリンター:特に業務用の高価なプリンターは部品としての価値があります。また、リサイクル業者によってはインクカートリッジの残量によって価格が変わる場合もあります。

  4. 楽器:ブランドものの楽器やビンテージの楽器は、修理やパーツ取りとしての需要があります。

  5. ゲーム:レトロゲームや希少なゲーム機、ソフトはコレクターの間で需要があります。動かなくても修理する価値がある場合や、パッケージや説明書が価値を持つ場合もあります。

関連記事:プリンターのジャンク品はなぜ売れる…?理由や売り方も

iPhoneのジャンク品はなぜ売れる…?売る際には注意点も…?

ジャンク品を売る方法

ジャンク品がなぜ売れるのかご理解いただけたかと思います。最後にジャンク品を売る一般的な方法を紹介しますので、自宅にあるジャンク品を売ろうかと考えている方は参考にしてみてください。

・リサイクルショップに持ち込む

・メルカリなどのフリマアプリで出品する

リサイクルショップに持ち込む

ジャンク品を売る方法のひとつとして、リサイクルショップに持ち込む方法があります。大手リサイクルショップは、さまざまなジャンルの商品を取り扱っており、ジャンク品も買取してくれることが多いです。

リサイクルショップに商品を持ち込み、査定を依頼してください。店員が商品を確認し、査定額を提示してくれます。

提示された査定額に納得できる場合は、買取成立となります。手続きを進め、決められた方法で支払いを受け取ります。

ただしジャンク品の場合には必ずしも買い取ってもらえるわけではありません。値段が付かなかったり引き取りも不可だったりすることもあるでしょう。

それでも、リサイクルショップに持ち込む方法は、ジャンク品を手軽に売却できますのでおすすめです。

メルカリなどのフリマアプリで出品する

ジャンク品を売る方法として、メルカリなどのフリマアプリで出品する方法もあります。

フリマアプリでジャンク品を売るメリットは、自分で価格を設定できること、全国の購入者と取引できることなどが挙げられます。

一方で、デメリットは、出品や発送の手間がかかることや、売れるまでの時間がかかることがあることです。しかし、適切な価格設定や商品の魅力を伝える工夫を行えば、ジャンク品もフリマアプリも売れやすいです。

普段からフリマアプリを利用している場合には、ジャンク品も販売もフリマアプリを利用するのがおすすめです。

ジャンク品がなぜ売れるのかをチェック

ここまで「ジャンク品はなぜ売れるのか」をテーマにジャンク品が売れる理由と、それを買う人たちの特徴や使い道などを解説しました。

ジャンク品が売れる理由は、修理して再利用する人、分解してパーツを利用する人、コレクション目的で買う人がいるからです。また、ジャンク品として売られているものには、実際にはまだ使える商品もあることがあります。

ジャンク品は意外と需要があって売ることができますので、自宅にある壊れたものや不具合があるものなどを売却してみはいかがでしょうか。