セカンドストリートで買取不可なものは持ち帰りなの…?処分してもらえない?

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セカンドストリートでの買取サービスを利用したことはありますか?多くの方が不要なアイテムを売却するために利用していますが、全てのアイテムが買取可能なわけではないのです。

では、店舗に売りたいものを持ち込んだ場合に買取不可となったアイテムは持ち帰りになるのでしょうか?また値段は付かなくても引き取って処分してもらえるのでしょうか?

本記事では、そんなセカンドストリートの買取サービスに関する疑問を解消します。

セカンドストリートで買取不可の場合には持ち帰りになる

セカンドストリートでは、店舗での査定の際に、商品の状態や需要に応じて買取が決定されます。買取不可と判断された商品は、基本的に処分を依頼することはできず、店舗から持ち帰ることとなります。

セカンドストリートのようなリサイクルショップは、商品を購入(買取)した後、それを他の消費者に販売することで利益を得ています。ですから、商品が販売可能な状態でない、または市場での需要が低いと判断された場合、買取を拒否することがあるのです。

商品を買取しない理由の一つとして、商品の処分にかかるコストがあります。店舗が商品を保管し、最終的には処分しなければならない場合、そのコストは店舗に負担となります。そのため、買取を拒否された商品は持ち主が持ち帰ることが一般的です。

セカンドストリートで買取不可なもの

セカンドストリートでは、一部の商品が買取対象外となっています。これらは商品の状態や市場での需要によるもので、主に以下のようなものが買取不可に該当します。

衣服

セカンドストリートでは、次のような衣服は一般的に買取不可となる可能性があります。

  1. 汚れ、シミ、ほころびがある服:衣服に大きなシミや穴、ほころびがある場合、買取が拒否される可能性があります。

  2. 激しい使用感がある服:服の色が褪せていたり、形が崩れていたりすると、買取を受け入れてもらえないことがあります。

  3. 偽造品やブランドの模倣品:法的な問題から、偽造品やブランドの模倣品は買取が行われません。

子供服

セカンドストリートでは、以下のような子供服は買取不可となります。

  1. 名前の記載があるもの:名前が記載されている子供服は、他の人が使用することを考えると、再販が困難であるため、買取を拒否される可能性が高いです。

  2. 使用済の靴下・肌着・下着類等:衛生面を考慮し、これらのアイテムは買取が行われないことが一般的です。洗濯済みであっても、再販が難しく、他の人が使用するのに抵抗があるため、このようなアイテムの買取は一般的に行われません。

家電

セカンドストリートでは、次のような家電製品は一般的に買取不可となる可能性があります。

  1. 壊れている家電:動作しない、または部品が欠落している家電は買取が拒否される可能性が高いです。

  2. 古すぎる家電:モデルが古く、需要がない家電は、買取を受け入れてもらえないことがあります。一般的な家電の場合は11年以上前に製造されたもの、暖房機は6年以上前に製造されたもの、プリンターは4年以上前に製造されたものなどの基準があり、それらのものは買取不可となります。

家具

セカンドストリートでは、以下のような家具は一般的に買取不可とされることがあります。

  1. 大型の家具:運送や保管が難しいため、特に大型の家具は買取を拒否されることがあります。これにはソファーや大きなテーブル、ベッドフレームなどが含まれる場合があります。基準となるのは三辺の合計が350cmより大きいかどどうかになります。

  2. 状態が悪い家具:傷が深い、汚れがひどい、部品が欠けているなど、状態が悪い家具は買取を拒否される可能性が高いです。

アクセサリー・時計

セカンドストリートでは、以下のような一部のアクセサリーや時計は買取不可となります。

  1. 偽物またはブランドの模倣品:著名なブランドの偽物や模倣品は、合法的に販売することができません。これは時計やアクセサリーに限らず、すべての商品に適用されます。

  2. 状態が悪いもの:明らかに損傷したもの、部品が欠けているものは、再販することが難しいため、買取不可となることがあります。

  3. 価値が低いもの:一部の安価なアクセサリーやファッション時計は、低価格かつ一般的なもので、再販価値が低いため、買取不可となることがあります。

生活雑貨

セカンドストリートでは、以下のような一部の生活雑貨は買取不可になるでしょう。

  1. 劣化、汚れ、傷などが目立つもの:古いものや明らかな使用痕跡、汚れ、傷がある雑貨は、再販が難しく、購入者に提供することが難しいため、買取不可とされることがあります。

  2. 安全性や衛生面に問題があるもの:例えば、口に直接触れる食器類は、衛生面の問題から買取不可となることがあります。また、医薬品や化粧品なども、安全性の観点から買取不可になります。

  3. 販売禁止の品目:法律で販売が禁止されている品目、あるいは規制されている品目(武器や危険物など)も買取不可となります。包丁類を除く5.5cmを超える刃物などが含まれます。

おもちゃ

セカンドストリートでは一部のおもちゃが買取不可となる場合があります。以下はその理由の一部を示します。

  1. 状態が悪い: 汚れがひどい、部品が欠けている、壊れているなど、状態が悪いおもちゃは買取不可となる場合が多いです。また、バッテリー式のおもちゃで動作が確認できないものも同様です。

  2. 保管状態が悪い: 長期間の保管により、色あせや変形が見られる場合、買取不可となることがあります。

その他、買取不可なもの

その他、セカンドストリートでは以下のような商品は買取不可となる可能性が高いです。

  1. 安全性が確認できないもの:商品が安全に使用できるかを確認するのは難しい場合、それが買取不可となる可能性があります。

  2. 法律で販売が制限されているもの:法律で販売が禁止されている商品や、特別な許可が必要な商品(例えば、刀剣、爆発物、野生動物など)は買取不可となります。

  3. 盗品の疑いがあるもの:商品の出所が明確でない、または盗品の疑いがあるものは、法律で買取が禁止されています。そのため、これらの商品はセカンドストリートでも買取不可となります。

関連記事:リサイクルショップで買取できないものまとめ!処分を依頼することはできる…?

セカンドストリートのエコ買取について

セカンドストリートの一部の店舗では、通常の買取が難しい衣服に対しても1着1円で買取するという特別な制度、ECO(エコ)買取が実施されています。このプログラムの一環として、これらの衣服は海外に輸出され、中古衣料や工業用雑巾などとして再利用されます。環境保護とリサイクルの観点から、この取り組みは高い評価を受けています。

このエコ買取は、通常の方法での買取が難しい、あるいは不可能な衣服に対する画期的な解決策を提供します。エコ買取を実施している店舗に衣服を持ち込むだけで、これらの本来は買取不可で持ち帰りが必要な衣服も引き取って処分してもらえるのです。これにより、自宅に不要な衣服が溜まることを防ぎ、世界中で衣料品の再利用を促進することが可能になります。

ECO(エコ)買取を実施している店舗はこちら

セカンドストリートで買取不可なものをチェック

セカンドストリートで買取が不可能な場合、基本的に商品は持ち帰りとなります。その理由として、販売が困難、処分料が発生する、法令による規制等が考えられます。

買取が難しい商品の一部を示すと、以下のようなものがあります。

  1. 汚れやダメージが大きいもの
  2. 偽物や模倣品
  3. 安全性や法令での規制に抵触する可能性があるもの
  4. 盗品の可能性があると判断されるもの

また、衣服、家電、家具、子供服、生活雑貨、アクセサリー・時計、おもちゃなど、商品の種類によっても具体的な買取が難しい理由は異なります。