メルカリの初心者狩りに要注意…!被害例や対策など

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「メルカリ」は手軽に売買できるフリマアプリとして人気ですが、初心者がその利用ルールを理解しきっていない隙をつく「初心者狩り」が存在します。初めてメルカリを使う人は知識不足から不利な取引に巻き込まれることもあるため、注意が必要です。

この記事では、「メルカリの初心者狩り」がどのようなものなのか、具体的な被害例とその対策について解説します。

初めての取引でも安心して利用できるよう、正しい知識を身につけていきましょう。

メルカリの初心者狩りって何?

「メルカリの初心者狩り」とは、フリーマーケットアプリ「メルカリ」の利用者間でトラブルが発生する現象の一つを指します。

初心者がアプリの操作や取引ルールを完全に理解していない状態を悪用する形で、悪意あるユーザーが不適切な取引を迫ったり、不利な条件を押し付けたりすることがあります。

そのため、これから初めてメルカリで出品する人、始めたばかりで取引に慣れていない人は注意が必要です。

もちろん、メルカリを始めると必ず初心者狩りに遭うという訳では決してありません。悪意のある初心者狩りをするのは一部のユーザーですので、基本的には初心者でも安全に利用できます。

メルカリの初心者狩りの被害例

それでは早速、メルカリの初心者狩りの被害例とその対策についてみていきます。

決して頻繁に以下のような行為が起きている訳ではありませんが、安心して利用するためにも把握しておくのがいいでしょう。

不適切な価格交渉

「メルカリの初心者狩り」における一つの被害例が、不適切な価格交渉です。これは、購入者が初心者出品者の不慣れさを利用し、商品価格を大幅に下げるように交渉する行為です。

たとえば、出品者が商品を正当な市場価格で出品しているにも関わらず、購入者が半額以下など不適切な価格を要求してくるケースがあります。

初心者出品者は取引経験が少ないため、適切な価格感覚がまだ身についていないことが多く、このような価格交渉に乗ってしまう可能性があります。

【対策】

不適切な価格交渉から自分を守るための対策は以下の通りです。

  1. 相場価格の確認:あなたが出品する商品の適正な価格を把握するために、他の出品者が同じような商品をどの程度の価格で出品しているか調べましょう。これにより、価格交渉においてあなたの商品が適正価格であることを主張できます。

  2. 固定価格の設定:可能な場合、商品の価格を固定にして、「価格交渉不可」と明示すると、不適切な価格交渉を避けることができます。ただし、買い手を遠ざける可能性もありますので、適度な柔軟さを持つことが重要です。

  3. 自分の価値観を持つ:自分が商品に対してどの程度の価値を感じているかをはっきりと持ち、それに基づいて価格を設定します。そして、あまりにも低い価格で商品を求める人には断固として対応します。

届いていない詐欺

メルカリの初心者狩りで起こる「届いていない詐欺」は、商品が買い手に届いていないと偽って、出品者に返金を要求するというものです。この手口は、初心者出品者がターゲットになりやすく、注意が必要です。

買い手が商品を購入し、出品者が商品を発送後、買い手が「商品が届かない」と偽ってクレームを付け、取引のキャンセルを要求してきます。

本来は配送状況等を確認して、本当に届いてないのかを把握する必要がありますが、焦って取引をキャンセルして返金してしまうケースがあります。

【対策】

このような詐欺に対する対策としては以下のことが考えられます。

  1. 配送方法を選ぶ時に追跡番号が提供されるものを選ぶ:配送の追跡番号があると、商品が確実に買い手に届いたことを証明することができます。

  2. フリマアプリのサポートに連絡する:問題が発生した場合は、取引をキャンセルする前に早い段階でメルカリ等のフリマアプリのサポートに連絡し、問題を報告しましょう。

これらの対策により、詐欺行為から自身を守ることができます。

商品すり替え詐欺

商品すり替え詐欺とは、出品者が発送した商品と異なるものが届いた、あるいは出品者が発送したときには瑕疵がなかったものが、届いたときには瑕疵があるというケースを指します。

これはメルカリを含むフリマアプリ上で問題となることがあり、出品者が被害を受けるケースがあります。

例えば、出品者が新品の商品を発送したにも関わらず、買い手から「届いた商品に傷がある」「中身が違うものだった」というクレームが来ることがあります。

これは買い手が故意に出品者の商品を自分の壊れた商品や異なる商品とすり替え、返品を要求してくる行為です。

【対策】

このようなすり替え行為への対策としては以下のようなものが考えられます。

  1. 出品前と出品後の写真を撮る:商品を発送する前に、その状態を示す詳細な写真を撮っておくことが重要です。これにより、商品の状態について証拠を保持することができます。

  2. 発送時の梱包過程を記録する:可能であれば、梱包の過程を写真や動画で記録しておくとよいでしょう。これもまた、問題が発生した際の証拠となります。

注意すべき点としては、このような問題が発生した際は、まずはメルカリのカスタマーサポートに問題を報告することが重要です。その際、上記で記録した証拠を提出することで、問題の解決を早めることができます。

関連記事:【要注意】メルカリでの返品すり替え詐欺の手口と対策を解説

空箱詐欺

最後に紹介するメルカリの初心者狩りの事例は購入する際に注意するべきことです。「空箱詐欺」とは家電製品やゲームなどの商品をあたかも普通に出品しているように見せかけて空箱のみを高額で売る詐欺です。

この詐欺は、本来商品が入っているはずの箱を開けてみたら中身がなかったという形で発覚します。
出品内容をよく見るとわかりづらいところに「空箱のみ」の記載があるのです。


【対策】

これを防ぐためには以下の対策が有効です。

  1. 出品者のプロフィールと評価をチェックする:出品者の過去の評価や取引履歴を確認することで、その出品者が信頼できるかどうかの参考になります。特に評価が低かったり、取引のキャンセルが多い場合は注意が必要です。

  2. 商品の詳細をよく読む:商品の説明をよく読み、疑問がある場合は出品者に質問することが大切です。商品の写真だけでなく、詳細な説明も確認しましょう。

  3. 価格が怪しい商品は避ける:あまりにも安すぎる価格や、他の出品と比較して異常に高い価格の商品は詐欺の可能性が高いです。

このように注意を払うことで、「空箱詐欺」などの初心者狩りから自身を守ることが可能です。

メルカリって安全なの…?

メルカリの初心者狩りの事例について紹介してきましたが、そのような事例があることを聞くと「メルカリって危険なの…?」と感じる方もいるかもしれません。

メルカリでのやりとりは決して危険ではなく、基本的には安全でトラブル等に遭うのは稀です。

メルカリは多くのユーザーが利用する大手のフリマアプリで、その大部分のユーザーは正当に取引を行っています。また、メルカリ自体が様々なセキュリティ対策を講じており、全体としては安全に利用することができます。

しかし、その中には残念ながら初心者狩りのような悪意のある行為を行うユーザーも存在します。初心者狩りの被害に遭わないためにも、自己防衛が必要です。

また、何か問題が発生した場合には、メルカリのカスタマーサポートに連絡することも大切です。メルカリはユーザーの安全を確保するために、悪意のある問題行為に対して厳しく対応しています。そのため、不安な点や問題があれば遠慮せずに報告するようにしましょう。

メルカリの初心者狩りに要注意…!

「メルカリの初心者狩り」をテーマに解説しました。

フリマアプリのメルカリを安全に利用するためには、初心者狩りの被害に遭わないよう注意が必要です。被害例としては不適切な価格交渉、商品のすり替え、商品未着詐欺、空箱詐欺などがあります。

何より重要なのは、問題が発生した場合にはメルカリのカスタマーサポートに連絡をすることです。メルカリはユーザーの安全を確保するために悪意のある行為などに厳しく対応しており、利用者自身もそのような行為に対しては遠慮せずに報告すべきです。