「不要品やゴミが溢れかえっている部屋をそろそろ片付けたい!」
そんな方のために、この記事では汚い部屋の片づけ方をご紹介していきます。
いわゆる「汚部屋」と呼ばれる部屋を掃除するとき、どこから片付ければ良いか分からない…という方も多いはずです。
汚い部屋を片付けるときに、どこから手を付けて、どのような方法で進めていくかを知っておくことが重要で、正しい手順で掃除をおこなえば部屋の中が見違えるようにキレイになります。
ここでは汚い部屋の片づけ方とその手順、汚い部屋を放置しておくリスクなどをまとめたので、ぜひ最後までご覧になっていってください。
汚い部屋はどこから片付ける?手順を解説

それではさっそく「汚い部屋はどこから片付けるのか?」という疑問を解消していきましょう。
汚部屋を片付けるときの手順は以下の通りです。
1.作業スペースを確保する
2.必要・不要な物を分ける
3.必要な物の収納場所を決める
4.不要な物をまとめて捨てる
それぞれのステップで大事なところを説明していきますので、「どこから、どのように片付ければいいのかわからない」という方はぜひ参考にしてみてください。
作業スペースの確保
汚い部屋を片付けるときには、まず作業スペースを確保します。
また、要らない物をまとめておくためのスペースも必要となりますので、最初はゴミを出しやすいよう玄関付近から掃除しましょう。
玄関がキレイになったら、次はそこから近いところを片付けていきます。
たとえば1Kや1Rタイプのマンションやアパートの場合は玄関から部屋までの間にキッチンがあるケースが多いと思いますが、そういったところに住んでいる方はキッチンから片付けてください。
キッチンに溜まっているゴミを片付けるだけでも、部屋の印象はだいぶ変わってきます。
なお、玄関から近いところに部屋がある場合には、その部屋の掃除から始めましょう。
ちなみに部屋の片づけをする際にも、先に作業スペースを作ることが大切です。
部屋の一区画にスペースを作ったら、次にいる物といらない物を分別していきます。
いる物・いらない物を分別
汚い部屋を片付けるときにもっとも重要なのは「とにかく不要品を捨てる」ということです。
そのため、まずは部屋の中にある雑多なものを「必要なもの」「不要なもの」に分けてください。
なお、このとき大切なことは出来る限り余計な物を残しておかないことです。
「いつか使うかも」「いつか着るかも」といった考えで、不要品より必要な物の方が多くなると結局部屋がキレイになりません。
いる物といらない物を分けるのであれば、心を鬼にして不要品をどんどんゴミ袋に入れていきましょう。
ちなみに大きめのゴミ袋を用意しておくと、ゴミ袋を交換する手間や「ゴミ袋がパンパンになってきたから、ひとまずこれは必要なものにしておこう」という気持ちがなくなります。
こうした心理的な部分も考えた上で、自分が持てる最大サイズのゴミ袋を用意してみてください。
※ゴミ袋は各自治体が指定するもの、分別用のゴミ袋(ビン・缶・ペットボトルなど)を使いましょう。
いる物の収納場所を決める
いる物といらない物の分別が終わったら、次に残したものを収納する場所を決めていきます。
この際に重要なポイントは「ジャンルごとに置き場所を決める」という点です。
・書類ならファイルにしまい棚に収納する
・洋服は季節ごとに分けてクローゼットやケースに収納する
・ゲームやおもちゃはひとつのスペースにまとめておく
部屋の中が汚い人には「物の置き場所を決めていない」という特徴があります。
そのため、せっかく部屋を片付けるのであればこの機会に物を置くスペースを決めてみましょう。
不用な物を捨てる
必要なものの整理が終わったら、あとはまとめておいた不要品を捨てるだけです。
なお、いらない物やゴミは各自治体のルールに従って処分してください。
ゴミの日や処分場所を守らずに不要品を捨ててしまうと、後でご近所トラブルの原因になってしまうかもしれません。
ということで、汚い部屋を片付ける手順をご紹介してきました。
ご覧いただいた手順通りに作業を進めれば、きっと今までとは違うキレイな部屋になっているはずです。
もちろん当記事を読んでから作業を始める人が多いと思いますが、中には「やっぱり部屋の片づけをするのが面倒だな…」という人もいるはずなので、次に汚い部屋を放置するリスクを解説していきます。
汚い部屋を放置するリスク
「いらない物が散らかっている」「ゴミをそのままにしている」「使わないものをいつまでも保管している」といった部屋に住んでいる方には、以下のようなリスクがあります。
・必要なものを探すときに無駄な時間が掛かる
・ダニやホコリの影響で体調を崩しやすくなる
・ストレスが溜まる
部屋の中が不要品で溢れかえっていると必要なものを探し出すまでに時間が掛かります。
また、結局必要なものが見つからなかったというパターンもあると思いますが、これは本当に時間の無駄です。
さらに食品系のゴミやペットボトル、缶などをそのまま放置しておくのは非常に不衛生です。
汚い部屋にはダニなどの害虫が繁殖しやすくなり、部屋中のホコリと相まって体調不良の原因となります。
そして、汚い部屋で日々生活していると無意識のうちにストレスが溜まり、いつの間にか「メンタルがやられている」といった状態にもなりかねません。
ほかにも、引っ越しをしたときのまま段ボールを積み上げていると地震のときに崩れるリスク、換気をせず室内がジメジメしていると部屋の隅や壁紙が結露で傷むリスクなどがあります。
特に放置してある段ボールが湿気を吸収して壁紙やフローリングを腐らせてしまうと、退去する際に高額の請求を受ける可能性が出てきますので注意しましょう。
汚い部屋を片付けるコツ

それでは最後に汚い部屋を片付けるコツをご紹介していきます。
部屋を掃除する手順は先ほど説明しましたが、やはり大事なのは「どれだけ不要品を減らせるか」です。
そこで、いらない物を分別するコツや処分するときのコツを以下にまとめてみました。
・1年以上使っていない(着ていない)ものは捨てる
・判断に迷ったものは段ボールなどにまとめておく
・不要品が多い場合には出張買取業者に処分を依頼する
1年以上使っていない家電や着ていない洋服は、これから先も使う可能性が低いので必ず捨てましょう。
仮に捨てるかどうか迷った場合には段ボールなどにまとめておき、そこから数か月経っても使わないようであれば捨ててください。
また、家の大きさによっては自分では捨てきれないほどの不要品やゴミが出ると思います。
そんなときには自宅まで不要品の買取やゴミの処分をおこなってくれる専門業者を呼ぶのがベストです。
不要品の中にはいくらかの値段で売れるものもあります。
たとえば使わなくなったブランドものの洋服やバッグ、ゲーム機やソフトなどは中古品としての価値がありますので、他の不要品を処分する際の費用と相殺できるかもしれません。
ちなみに業者の中には自宅の整理やゴミの処分を専門的におこなっているところもありますので、自分ひとりでは片付けが終わらないという場合にはそういった業者に頼るのもひとつの手です。
部屋の片付けで出た不用品を売るなら
部屋の片付けで出た不用品を売る主な方法として、リサイクルショップに持ち込み、フリマアプリで出品、出張買取の3つの方法があります。
まず、リサイクルショップでは、家具や家電製品、衣類などの不用品を販売することができます。不用品をまとめて持ち込み、店舗で査定を受けることで、買取価格を確定します。ただし、自分で店舗まで持ち込む必要があり、運搬や時間の面で手間がかかる場合があります。
次に、フリマアプリはインターネット上で不用品を個別に販売する方法です。写真や説明文を投稿し、興味を持った人が直接購入する形式です。ただし、出品者自身が価格設定や交渉、発送手続きなどを行わなければならないため、手間や労力が必要です。
最後に、出張買取は買取業者が自宅に訪れて不用品を査定し、即座に現金化する方法です。出張買取業者に依頼することで、自分で持ち込む手間や出品作業を省くことができます。業者が専門知識を持っているため、適切な査定を行ってくれます。また、不用品の量や種類によっては、出張買取による一括査定の方が効率的です。
出張買取は手軽で便利な方法であり、不用品を素早く現金化することができます。多くの出張買取業者が存在し、電話やオンラインで予約を受け付けています。査定の予約をし、業者が指定した日時に自宅に訪れてもらいましょう。
部屋の片付けで出た不用品を効果的に売るためには、自分の時間と手間を最小限に抑えられる方法を選ぶことが重要です。出張買取はその点でおすすめであり、専門業者による査定と即座の現金化が魅力です。
【おすすめの出張買取サービス】
買取屋さんグループ
部屋の片付けで出たゴミはどうする?
部屋の片付けで出たゴミを処理する方法として、不用品回収への依頼をおすすめします。不用品回収業者に依頼することで、以下の利点があります。
まず第一に、不用品回収は大量のゴミや不要な品物を一括で処理してくれる便利な方法です。自分でゴミを処分する手間や時間を省くことができます。不用品回収業者は、適切な廃棄物処理のプロフェッショナルであり、ゴミを適切なリサイクルセンターや廃棄物処理施設に持ち込み、環境に配慮した方法で処理してくれます。
また、不用品回収業者は通常、電話やオンラインでの予約を受け付け、迅速に対応してくれます。片付けが終わったら、業者に連絡し、回収日時を調整しましょう。この便利なサービスを利用することで、手間やストレスを軽減できます。
さらに、不用品回収業者に依頼することは、コスト効果的な選択でもあります。個別にゴミ処理業者に依頼するよりも、不用品回収業者に一括して依頼する方が費用を節約できる場合があります。事前に見積もりを依頼し、複数の業者を比較することで、適切な選択が可能です。
最後に、不用品回収業者に依頼することで、トラブルを回避することもできます。ゴミを不適切に処理すると、地域のルールや法律に違反する可能性があります。不用品回収業者に依頼することで、法的トラブルや追加の費用を回避できます。
部屋の片付けで出たゴミを効率的に処理するためには、不用品回収への依頼が有効な選択肢です。信頼できる業者を選び、便利で費用効果の高いサービスを利用しましょう。
【おすすめの不用品回収業者】
汚い部屋を片付ける手順・コツをチェック
「汚い部屋はどこから片付ければ良いのか?」「汚部屋の効率的な片付け方は?」といった疑問を解消するために、部屋をキレイに片付ける方法をご紹介してきました。
ご覧いただいた通り、汚い部屋を片付けるときにはまず作業できるスペースを作りましょう。
その後、いる物といらない物を分別していくと効率よく作業が進められます。
また、自分ひとりでは不要品の処分やゴミの片付けができそうにない場合は専門の業者を頼るのもおすすめです。
ぜひ、こうした方法を参考にしながら自宅をキレイにしてみてください。